相変わらずチェインバーは可愛いです。
ドジっ子なのか殲滅兵器なのかグルグルします。どっちでも無いんでしょうね。運用する人間によって、能力がコロコロ変わってます。レド君の運搬指示能力の無さはどうなってるのでしょう。きっと車のバック指示も出来ないに違いない。他の人にチェインバーのコマンド権限を移譲したら、チェインバーキビキビ動く。何この差…。無残。

チェインバーは可愛いんですが、パイロット支援啓発インターフェイスシステムってのが何だか。
銀河同盟の目的とパイロットの思想が合致しなくなった時、チェインバーはどうなる事になってんだろう…。パイロットの行動に、根拠や理解出来る出来ないを常に提言してくるから、パイロットの絶対的な管理下にある訳じゃないみたい…なような。だってチェインバー同盟の支給品だし。パイロットもマシンキャリバーも同盟の管理下にあるモノとして存在、運用されているとして。怖い事になったらヤダなぁ…。

同盟側人類が完全に戦時下にある分、テラのＳＤ体制より怖そうです。市民階級の分類（ミュウは抜きにしてエリート構造の部分）どころじゃなくて、兵士として成り立つかでふるいにかけられてる様子。極限状態。
唯、アヴァロンの市民が全員兵役上がりなのかどうかが良く分かんないですが。補充の効く戦闘要員と人間社会を成り立たせる構成員としての市民とに、ある段階で振り分けられてたリとかしてたりなんかしたら怖い。ＳＤ体制は形式的な方向としては人類保護だったけど、銀河同盟は人類の躍進。目的が漠然としてて着地点が定まり難そう。当座の着地点はヒディアーズ（敵）の殲滅なんだろーけど…。
 

ところでさー。チェインバー。支援システムなんだから、ボラレそうになってるパイロットの支援もしてよう。
なんの交渉もしないまま、向こうの言い値。リジットは経済感覚が育ってない年少者相手に酷すぎると思います。

優秀な軍人が知らない土地に辿り着いたら、いきなり負債を抱えてしまいました。
なんか請求書に0らしき数字が一杯並んでますよ。1何とかが一円だったら、1000万以上！。それもこれは請求書の金額欄の最初の一字を\マークみたいな物と仮定した上での話です。あれも数字だったら億…。
破壊した格納庫の修理代って言われても、そんな事言ったら、チェインバーのレンタル料でおつりが来るわと言いたい。
そんな訳で、レド君はお金を稼がなくてはならなくなったのですが、出来る事が無いので自分の存在意義というものをイキナリ見失って、何となくおよおよしてます。なんだか可哀想。さっきまで優秀だったのに…。

チェインバー：　『パイロットの許可も無く当機を運搬、隔離し、不当に損壊しようとしたのは貴君等である。当方の行為は正当防衛に値すると言える。貴君の要求は不当である。よって、超まけろ』

位、言ってー。
言ってくれなかったから、4話は『はたらくチェインバーさま！』になってた。あれ？、じゃあ良いのか？。チェインバーが借金返済するって事で。

それと…。何か怖ろしいキャラが出てきました。
ベベル君。
レド君と出会って初日で、いきなりレド君を泣かしました。しかもレド君が信じて疑わない同盟が担ける人の存在理由、行動目的を論破してしまいました。
戦闘に参加出来ないものは不要だとか、淘汰されるだとか、消耗したものは死亡するのみとか言って憚らない人が、どう考えても、ベベル君が言うレベルの大切な人なんて持てない環境だと分かるのに、子供の特権でベベル君、突っ込む突っ込む。
あああぁぁああんまり言ってやるなよう、泣いちゃうよー。とか思ったら、レド君、フラッシュバックでぼたぼたぼた…。泣いちゃった！。（先に酷い事言ってたのはレド君ですが）

なんでしょう…。天性の攻めキャラの風格を漂わせるこのちびっ子。只者では…。