最終話、かんそー。多分、その一。
---なんとなく警告文---
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最終話なんですけど、パンドラの箱どころか、けっこーなブラックボックスだったな~・・・なんて、うっかり思ってしまったので、内容的には、けっこー後ろ向きだと思います。
そこそこ言葉は選んだつもりなんですが、感想の内容がアレなんで、これ以上どーにもなりませんでした・・・。なので、かなり気持ち悪い感じに仕上がってます・・・。(おいー!)
そんな訳なので、ご覧になる際はご注意下さい。
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って、別にそんな大した事は書いて無いと思うんですけど、一応書いときます。
見た時に思った事なんで、また全話見直したり、原作読んだりしたら何か受け取り方が変わるのかも知れないんですけど、とりあえず見た直後はこんな気分でした。っ事で・・・。(そして、何だか頭が働かない・・・)
後、言うまでも無いけど、私が勝手に思った事なので、こーだと決め付けてる訳ではないです。
何故、地球を破壊する必要があるか。
ミュウが進化の必然なのか見極めるには、生き残るかどうか。では何を以って「生き残った」とするのか、ラインを設定する必要がある。
それは、ミュウが地球に辿り着いた時。要は、地球はミュウを誘き寄せる餌。
だから人類全てに地球のイメージを植え付けた。誰がミュウになっても地球への思慕を募らせる様に。他に生き場の無い追い詰められた者が縋る対象を作った。そこに向かう様に。
そしてSD体制の継続が承認された時、餌は不要だ。排除すべき対象の求心力となり得る存在を抹消して、分裂を促し弱体化を図る。より駆逐がスムーズに行われる為に。
そーいう事なんだろうか・・・。
ずっと、ブルーの地球への想いって何だろう?って思ってた。地球に着いたら、何か分かるのかなぁ・・・とか思ってた。
こんな事だったなんて・・・。
暗く沈んだ地球の姿を見た時より、ずんっと来た。地球の現状は、ブルーだってある程度覚悟はしてただろうって思ったから、それは仕方ない。大事なのは、体制側と話し合う事だって。でも、これは・・・。
そしてSD体制その物が、進化なのかどうかを見極める実験。最初に感じた違和感はそのまま答えだった。
何でわざわざミュウを作っといて、排除とか意味不明な事をしているんだって。
だからコレが進化としての止められない流れなのか、あくまで成人検査の副産物なのか?。だとしたら成人検査を介さずにミュウと化す者の存在は?。それらが先ず鍵なんだろうけど、それでもまだ不思議な点が残る。
何にしろ成人検査を止める事が第一だろうって。ミュウ因子が取り除けないのなら尚の事、本当に排除したいのなら。それこそ、ミュウに力を付けさせてんの?とでも言いたくなるほど不自然なシステム。
『僕は何もしない』『僕達が何をしたって言うんだ』『テラの喉元に歩み寄り、僕の想いを伝えてくれ』
そんな3世紀に渡るブルーの想いも全て、施行者にそうなるべく誘導された反射的反応だったって事か。
そんな・・・ブルー。
幾度と無く送ったテラへのメッセージも、全く意味の無い行為だった。だって、ゴールは最初から設定されていて、その他は無いのだから。
どうしよう・・・。ジョミー、どうしよう・・・?ブルーが・・・って思ったら、ジョミーも逝ってしまった・・・・。希望なんか見えない~・・・。
これは両者の生存を賭けた争いなんかでは無かった。譲れない想いや信念を賭けた戦いでも無かった。個々の当事者の意志など全く関わりの無い、用意された実験と観察の検証に過ぎなかった。
個人の人生と想いを、何だと思ってるんだろう・・・。これは人がミュウにではなく、人類が自分自身に課した重い決意なのだとは思う。でも、それが何だと言うんだろう。
ブルー達の苦しみも悲しみも叫びも訴えも、誰も聞く者も居ない、唯、虚空に響き渡る木霊に過ぎなかった。
残酷だ。唯、残酷だ。
トォニィの絵を見て、絵の中に居る笑顔の彼らを見て、どうしてこんな風に彼らは生きる事が出来なかったのかと、悔しくて溜まらなかった。
でも思う事は、それでも彼らは全力で生きた。他者の思惑なんて関係ない。最初にこの実験を設定した者がどんなつもりだろうと、仕組もうと、彼らの想いは彼らだけのものであって、人は誰かが決めた通りに道を歩む訳じゃ無い。たとえ他に道が無かったとしても、始まりが何であったとしても、歩む理由は自分だけが決められる。
その証が、あの再生した地球であって、命の全てを賭けて、自らの想いを封じ込めても願った。生きる為に。皆を生かす為に。望む事を止めよと命じる声に彼らは拒抗の声を挙げて。大切なものを私から奪うなと、願いや夢の全てを次に繋ぎ、託して、彼らは掴み取った。全力で抗って、自らを滅してでも意志を貫いた。
多分、どうしても、それは必要な事だったんだろう。
トォニイに示した様に、それは生きるという事なのかもしれない。トォニィが言った様に、それは大切な事なんだろう・・とは思う。
私はそんな人はとても好きです。決して引いてはならない所で、引かずに立ち向かう強い意志と、もうどうでもいいと折れてしまう事で自分や他人の存在を潰してしまわない、その優しさが好き。でも、それと同時に同じぐらい、自らを完全に叩き潰す様な真似はしないで欲しいと思う。そこまでしなくていい。
唯、どうしても譲る事が出来ない無い、それを成し遂げる他、生き様が無かった。それを望む他、道が無かった。その為に大切なものを手放さなければならなかった・・・そんな生き方しか選ばせてくれなかった世界が、とても悔しい。
背景って何・・?そんなものは知らない・・・。ジョミーがデカイよー。サイズが小さ過ぎて描けないよー
当分、貴方達は引っ付いてなさいの刑、執行中です・・・。(描き難いったら無いんだー・・・)
ところで、ジョミーはあのキースの放送聞いて無いから、実験の事は知らないままだったのかな・・・?。だったらいいな・・。(知らなくていいよー、そんなことー・・・)

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